2020年11月22日
●玉城デニー沖縄県知事との対話「基地なき未来のために」
Zoomによるオンライン開催。沖縄県知事・玉城デニーさん、毎日新聞専門記者・大治朋子さん、
BS-TBS「報道1930」コメンテーター・堤伸輔さん、フリー編集者・鈴木耕さんが沖縄のこれから
について話し合った。
軟弱地盤が問題となっている辺野古新基地建設は技術的にも無理であり、菅内閣が政策を転換すべき
であること、沖縄返還50年となる2022年を機に、米軍専用施設の約70%を引き受けている沖縄の現状
を変え、50%にまで減らすビジョンを作るなどの考えを知事は示した。

2020年11月7日
●オンラインで「被災10年目・福島との交流会」
東京新聞福島特別支局の片山夏子記者が「ふくしま原発作業員日誌~イチエフの真実、9年間の記録」
(講談社)を著すまでの取材の様子などを話した。帰還困難区域で被災牛を飼育し続けてきた谷咲月さん
が農地保全に牛を生かす手法を見出すまでの苦労と経験を語った。

2020年10月11日から12月19日まで
●オンラインによる学生向けジャーナリスト講座・全7回
共同通信記者の新崎盛吾さん、東京都市大学教授の高田昌幸さん(元北海道新聞記者)、毎日新聞
専門記者の大治朋子さん、東京新聞記者の佐藤直子さん、ドキュメンタリー監督の岸田浩和さん、
朝日新聞記者の青木美希さんを講師に招いて開催した。
2020年10月10日
●第63回JCJ賞の贈賞式(東京・麹町のエデュカス東京で)
安倍晋三首相の「桜を見る会」私物化スクープと一連の報道(しんぶん赤旗日曜版)にJCJ大賞を、
ほかに『証言 沖縄スパイ戦史』(三上智恵=集英社新書)、『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11』
(吉田千亜=岩波書店)、「森友問題で自殺した財務省職員の遺書の公開」(赤木雅子・相澤冬樹=週刊文春)、
「ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~」(北海道放送)にJCJ賞を贈った。


2020年10月5日
●JCJ声明「菅首相に任命拒否撤回と理由、根拠の説明を求める」
日本学術会議が推薦した新会員6人に対し、菅義偉首相が任命を拒否したことに抗議。
2020年9月26日
●オンライン講演会「東京五輪、政治とカネ」
講師はジャーナリスト・後藤逸郎さん(元毎日新聞記者)。大会延期に伴う経費(約3000億円)とコロナ
対策費を加えると6000億円ともいわれ、1兆3000億円に膨らんだ大会予算がますます増えると後藤氏は指摘した。

2020年9月13日
●オンライン講演会「大阪都構想、七つの大罪」
講師はジャーナリスト・幸田泉さんと、大阪市をよくする会・事務局次長の中山直和さん。幸田さんは大阪市
をなくし、四つの特別区をつくる大阪維新の会の構想に対し、「不都合な真実の隠蔽」「市民サービス維持を
偽装」などと手厳しく批判した。中山さんは、市民が勝手連のように動けば、前回(2015年)と同様に住民投票
(11月1日)で否決することができると呼びかけた。

2020年9月11日
●JCJ見解「圧力・忖度・屈従の悪循環を断ち切ろう」
安倍首相退陣・新内閣発足に当たって発表
2020年8月23日
●オンライン講演会「メディアは今、何が問題か―『政治部不信』を語る」
講師は新聞労連の南彰委員長(朝日新聞記者)。官房長官会見などを政治家の言いっ放しの場にしてはなら
ないと指摘し「会見をある意味で記者の怖さを伝える場にする必要がある」「記者会見は現代の主戦場だ」と
南さんは強調した。

2020年7月26日
●オンライン講演会「どうなる朝鮮半島情勢」
講師は東京新聞の五味洋治論説委員。韓国ドラマ「愛の不時着」を題材に北朝鮮社会の今の様子を語り、
最高指導者・金正恩氏の妹である金与正氏の言動を分析し、彼女の人柄と今後について五味さんは解説した。

2020年7月18日
●JCJ総会(新型コロナのため3月予定を延期して開催。Zoomを利用)
2020年7月4日
●オンライン講演会「黒人が殺される国、アメリカの深層」
講師はジャーナリスト・矢部武さん。米国ミネソタ州のミネアポリスで5月に起きた白人警察官による
黒人暴行死事件を取り上げ、背景にある白人至上主義と、その声に乗って当選したトランプ大統領の問題を
掘り下げた。

2020年4月6日
●JCJ声明「森友学園問題、第三者による再調査を強く求める」
2020年2月21日
●出版部会講演会「なぜヘイト本が作られ売られるのか」
講師は『私は本屋が好きでした』(太郎次郎社)の著者でライターの永江朗さん。世にあふれるヘイト本
の根底にあるのは、売れればいいと開き直り、それによって傷つく人の存在がわからない出版社・取次・書店
の責任感のなさだと鋭く指摘した。
2019年12月8日
●12月集会「日韓問題とメディア――何が起きているのか?」
講師は岩波書店社長・岡本厚さん、TBS「報道特集」キャスター・金平茂紀さん。徴用工問題をきっかけに、
半導体部品などの輸出手続き煩雑にして韓国を追い詰める日本政府。植民地支配を顧みない歴史認識の問題が
根底にあると指摘する二人は、安倍政権の言い分を垂れ流す日本のメディアの劣化についても鋭く批判した。