JCJ書評
〈2025.6月号 書評〉高世 仁著「ウクライナはなぜ戦い続けるのか ジャーナリストが戦場で見た市民と愛国」・・・戦場の現場で掴んだ愛国を支えるもの  評者:武隈喜一(元テレビ朝日モスクワ支局長) 

 ウクライナ停戦交渉を巡る情報が、メディアに溢れる。だが忘れてならないのは、今でも戦争が続き、市民の死傷者が続出していることだ。 本書は著者がウクライナの戦場を訪れ、ロケットランチャー部隊やドローン部隊、ロシア軍が残した […]

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