■【連続講座 第7回】シンポジウム「市民の視点から浦添西海岸問題を考える」 (主催:沖縄・琉球弧の声を届ける会)
【連続講座第7回 】
■シンポジウム:「市民の視点から浦添西海岸問題を考える」
1月17日に開催した連続講座第6回では、浦添の海が素晴らしい海だということを学びました。今回の連続講座第7回では、西海岸で暮らす住民が素晴らしいこの海とどのようにかかわってきたのかを学びます。その学びを深めるために、講座に先だって浦添西海岸(カーミージーの海)の観察会を行ないます。また、第6回では軍港が那覇から浦添に移設されることとなった歴史的経緯について学びましたので、今回はそれを深堀りし、軍港移設問題を軍事の視点から、また住民自治の観点から考えていきます。
・浦添西海岸の里浜活動・・・動機と目標 銘苅 全郎(めかる ぜんろう)
〈浦添市港川自治会前会長。20年間会長として港川の 自然海岸「カーミージー」での生き物観察などの活動を行う。〉
「基地反対」「基地撤去」の声が強くなればなるほど選挙などでは支持が減少していく。何故か? その背景に沖縄独特の「土地問題」がある。今からでも振り返る意義があるかどうか含め、港川の活動を通して提起する。
・軍港移設は本当に機能維持か 明 真南斗(あきら まなと)
〈琉球新報記者。政経グループ県政班で基地問題全般を担当。22年から東京支社報道グループで主に防衛省を取材〉
那覇軍港移設について、防衛省は「現在の那覇港湾施設の機能を維持する」と説明し、それを前提に県や浦添、那覇の両市は移設を容認している。本当に機能維持にとどまるのか。基地機能強化につながる可能性を論じる。
・開発と住民自治の観点で考える浦添軍港問題 谷山 博史(たにや まひろし)
〈日本国際ボランティアセンター元代表・現顧問、「台湾有事」を起こさせない・沖縄対話プロジェクト発起人、土地規制法対策沖縄弁護団〉
日本の政府開発援助と基地にリンクした振興開発の類似性と、その対極とも言えるSDGs時代のコモンズ(地域共有の資源)をベースにした住民主体の開発のあり方を考える。
■日時:2025年4月12日(土)18:00~21:00(開場17:30)
■場所:沖縄大学本館 1階同窓会館
■主催:沖縄・琉球弧の声を届ける会
■共催:沖縄大学
■賛同をお願いしている団体:泡瀬干潟を守る連絡会、NPO法人奥間川流域保護基金、沖縄環境ネットワーク、沖縄平和市民連絡会、嘉手納ピースアクション、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、ジュゴン保護キャンペーンセンター、日本ジャーナリスト会議、日本ジャーナリスト会議沖縄、ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会、普天間基地爆音訴訟団、ヘリ基地反対協議会、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会、有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会
*会場参加は予約不要です。資料代500円をいただきます。
沖縄・琉球弧の声を届ける会 共同代表 桜井国俊・与那覇恵子・丹原美穂
メール:okinawaryukyuko@gmail.com
HP:https://ryukyukohp.jimdofree.com