JCJ会員動静
■第81回 埼玉・市民ジャーナリズム講座講演会 上丸洋一さん 、「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか」(12月13日 (土)10:00〜正午) 於:さいたま市下落合コミュニティセンター 。JCJ会員、菊地正志さんからの案内。新着!!

■第81回 埼玉・市民ジャーナリズム講座講演会  「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか」                講師:上丸洋一さん (ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員) ■日  &nbs […]

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〈2025.10月号 書評〉徳田 靖之(著)『菊池事件 ハンセン病差別の壁をこえるために』・・・差別と排除に加担する司法の罪  評者:黒川 みどり(静岡大学名誉教授)新着!!

 菊池事件は、1952年に熊本県で起きた爆破事件と翌年の殺人事件で、ハンセン病患者のFさんが犯人とされ無実を訴えながらも「特別法廷」で死刑を執行された。その背景にはハンセン病への偏見差別と、国家による隔離政策があった。「 […]

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〈2025.10月号 書評〉橋本 健二(著)『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉』・・・5つの階級に分かれた格差社会の実態を暴く  評者:栩木 誠(元日経新聞編集委員)新着!!

 いまや日本社会の〝代名詞〟ともなったのが、 1980年代前後から顕在化してきた「格差拡大」である。格差が固定化され「新しい階級社会」が 創出されたのである。 前著『新・日本の階級 社会』で、その実態を描 いた著者が、「 […]

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〈2025.10月号 書評〉井上 伸(著)』民主主義のためのSNS活用術 連帯と共感のツールとして』・・・政治や社会を動かす重要なツールをいかに使うか  評者:矢野 彩子(愛知県医労連書記長)新着!!

 「SNSって炎上が怖いから見ているだけ。投稿しても見てもらえない」と思ってませんか?著者のSNS投稿は、独自のグラフを用いて説得力があります。筆者の属する愛知県医労連も、を入れるきっかけとなりました。 選挙の投票に際し […]

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〈2025.10月号 書評〉金子 勝(著)『フェイクファシズム 飲み込まれていく日本』・・・産業の衰退、農村は荒廃etc. 〈アベノミクス〉からの脱却を  評者:坂本 充孝(元東京新聞編集者)新着!!

 世界で民主主義と自由主義が揺らいでいる。気鋭の経済学者である著者は、その理由をフェイクファシズムの台頭にあると説く。フェイクファシズムとは何か。独裁的指導者が私利的目的のために使う政治手法で、特徴は3つあるという。 ① […]

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〈2025.10月号 書評〉早川 タダノリ(著)『「日本スゴイ」の時代 カジュアル化するナショナリズム』・・・事実や真実を押しつぶす 「日本スゴイ」の危うさ  評者:鈴木 耕(編集者)新着!!

 なにしろスゴイ、誰がなんてったってスゴイ、政府が音頭をとって「クールジャパン」を叫べばテレビや雑誌、書籍、時 には新聞までが呼応する官民挙げての「ニッポン万歳」大合唱。 かくて日本はスゴイ文化、スゴイ技術、スゴイ 風土 […]

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