■県立長崎図書館郷土資料センター「戦争の記憶を消してはいけない!─吉村昭、井出孫六、井上ひさし─」 講師:山口昭男さん(日本ジャーナリスト会議代表委員)

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■JCJ 代表委員、山口昭男さんが県立長崎図書館郷土資料センター・企画展「戦争・原爆と長崎の文学」開催に伴う関連講座に講師として登壇されます。

■講演タイトル:戦争の記憶を消してはいけない!─吉村昭、井出孫六、井上ひさし─

■企画趣旨:「戦争の記憶を消してはいけない!」は井出孫六の口ぐせだった。吉村昭は「私の戦争は、1941年8月10日23歳であった五兄敬吾が中国戦線で戦死したことからはじまった」と記しているし、井上ひさしは反核運動を指導したイギリスの歴史家にならって、「記憶せよ、抗議せよ、そして生き延びよ」を信条にしていた。1945年の敗戦時、吉村は18歳、井出は13歳、井上は10歳だった。彼らは戦争をどのように受け止めていたのか、どのようにその記憶を私たちに伝えようとしていたのか。そして戦争体験のない私たちは、どのようにすればその戦争の記憶を後世に伝えていくことができるのか。(県立長崎図書館郷土資料センターからの告知をそのまま引用)

■講師プロフィール:山口 昭男(やまぐち あきお)
編集者・評論家。日本ペンクラブ会員、日本ジャーナリスト会議代表委員、井上ひさし研究会会長、ふくい風花随筆文学賞実行委員会理事、樫の会理事。
1949年東京生まれ。73年東京都立大学経済学部卒業。同年岩波書店に入社、入社後一貫して『世界』編集部に所属し、88年6月から96年3月まで編集長。2003年から13年まで代表取締役社長を務める。現在、中央経済社ホールディングス常勤監査役。
著書に『辻井喬=堤清二 文化を創造する文学者』(共著/平凡社/2016年)、『メディア学の現在 新訂第2版』(共著/世界思想社/2015年)、『権力に恐れられる存在に』(東京社「総合ジャーナリズム研究」145号/1993年)、『いま声をあげなければ将来に悔いを残す』(「論座」2005年4月号)など多数。

■開催要項:
  ・日 時:2024年7月27日(土) 13時30分〜15時
  ・会 場:県立長崎図書館郷土資料センター・研修室 ←クリックで­Google Map­s表示

■参加申し込み:こちらの専用フォームで申し込み

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