ジャーナリスト・小山美砂さん帰国報告会 カザフスタンに行って聞いた核被害者の叫び
JCJ会員でジャーナリストの小山美砂(こやま・みさ)さんが広島弁護士会館で講演されます。
1949年8月29日、カザフスタンのセミパラチンスク核実験場で旧ソ連による最初の核実験が実施されました。それから75年。来年3月の核兵器禁止条約第三回締約国会議で議長国を務めるカザフスタンでは何が変わり、何が変わらないのでしょうか。取材旅を終えたばかりのジャーナリスト・小山美砂さんと中国新聞映像部・山田尚弘さんに、カザフスタンの今についてご報告いただきます。今年8月には、広島市とカザフスタン共和国セメイ市(旧セミパラチンスク市)との「交流・連携に関する合意書」が締結されました。合意文では「市民間の相互理解と友好親善を促進し、もって世界恒久平和に貢献するよう努力する」と言及されています。今回の取材で撮影された写真・映像とともに、現地からの叫びを聴き、私たちに今何ができるのか、一緒に考えてみませんか。
【イベント概要】
■タイトル:ジャーナリスト・小山美砂さん帰国報告会…カザフスタンに行って聞いた核被害者の叫び
■開催日時:2024年9月29日(日) 開場:12:30 開演:13:00
■場所:広島弁護士会館(広島市中区上八丁堀2−73)https://maps.app.goo.gl/HJDPMA3inDtXUcEN9
■参加費:一般1,000円 学生500円
■主催:核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会
■お問い合わせ:核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会
info@kakuwakahiroshima.org
◎要申し込み◎
https://hiroshima-kazakhstan-240929.peatix.com/
【講師プロフィール】
■小山 美砂 氏:
1994年生まれ。2017年、毎日新聞に入社し、希望した広島支局へ配属。被爆者や原発関連訴訟の他、2019年以降は原爆投下後に降った「黒い雨」に関する取材に注力した。2022年7月、「黒い雨被爆者」が切り捨てられてきた戦後を記録したノンフィクション『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)を刊行し、優れたジャーナリズム作品を顕彰する第66回JCJ賞を受賞した。大阪社会部を経て、2023年からフリー。広島を拠点に、原爆被害の取材を続けている。
■山田 尚弘 氏:
カメラマン、毎日新聞写真映像報道部を経て、2023年から中国新聞映像部。2020年度関西写真記者協会賞受賞。
【主催者について】
「核禁条約をすすめるヒロシマ・カザフスタン実行委員会」は、ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト、核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)、そしてジャーナリスト・小山美砂の3者でつくる共同プロジェクトです。2025年3月に開かれる核兵器禁止条約第3回締約国会議で議長国を務めるカザフスタンの核被害や被害者援助をリードする同国の動きをジャーナリスト・小山美砂が現地取材し、その報告会として全国キャラバンを実施します。ウェブサイト・インスタグラムで情報を発信しておりますので、ぜひご注目ください。
ウェブサイト:https://hiroshima-kazakhstan4tpnw.hp.peraichi.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/hiroshimakazakhstan4tpnw/