■第77回 埼玉・市民ジャーナリズム講座 10周年記念講演会〈栗原俊雄さん 、「永遠の戦後のために 〜戦後80年 ジャーナリズムの役割とは〜」(4月12日 (土)10:00〜正午)さいたま市武蔵浦和コミュニティセンター で講演。
■第77回 埼玉・市民ジャーナリズム講座
「永遠の戦後のために〜戦後80年 ジャーナリズムの役割とは〜」
講師:栗原 俊雄さん(毎日新聞 専門記者)
■日 時:2025年4月12日 (土)10:00〜正午
■会 場:さいたま市武蔵浦和コミュニティセンター・第8集会室(さいたま市南区別所7–20‑1)
■開催趣旨:
今年、毎日新聞を含め新聞各紙が「戦後80年」 のテーマで さまざまな報道をしている。 1945年夏、 大日本帝国の敗戦 で、戦闘は確かに終わった。しかし戦争被害は終わらなかっ た。シベリア抑留のように「終戦」から始まった被害もある。 広義の戦争は未完なのだ。 私は「一年中8月ジャーナリズ ム」の「常夏記者」として、「未完の戦争」を取材し、発信して きた。本講座では「今も続く戦争」の実態をお話ししたい。ま た、新聞はかつて戦争に加担した戦争責任がある。であれ ばこそ、二度と戦争に加担してはならない。 新しい戦争を防 ぐために、新聞に何ができるのか、何をすべきなのかを考え たい。
■講師プロフィール:
毎日新聞学芸部専門記 者。 1967年生まれ。早稲田大政治経済学部政治 学科卒、同大学院修士課程修了(日本政治史)。1
996年毎日新聞入社。横浜支社などを経て2020年専門記者(日本近現代史、戦後補償史)。 著書に『シベリア抑留 未完の悲劇』 (岩波 新書)、『硫黄島に眠る戦没者 見捨てられた兵士たちの戦後史』(岩波書店)他。 第3回 疋田桂一郎賞(2009年)、 第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(2018年)、 第4回ジャーナリズムアワードZ賞 (2023年) をそれぞれ受賞。
■埼玉・市民ジャーナリズム講座:
埼玉県には古くから独自の歴史と文化があります。埼玉がよりいっそう活性化、発展するためには地域に根ざした多様で「市民に開かれたメディア」の存在と活躍が不可欠です。いま一度、多くのみなさんと、ジャーナリズム、メディアリテラシー、地域文化の育成などの課題を、この「埼玉・市民ジャーナリズム講座」の場を通して共に考え、情報発信していきたいと考えています。この企画は地元・地方紙「埼玉新聞」の紙面協力のもと2014年から取り組んでいます。
■主催:埼玉・市民ジャーナリズム講座実行委員会(埼玉新聞サポーターズクラブ/日本機関紙協会埼玉県本部/NPO法人埼玉情報センター/さきたま新聞/NPOくまがや有志)
■協力:SAITAMA共同かわらばん
■受 講 料:800円(税込)※定員42人、先着順
saitamashiminj@gmail.com ←お申し込みフォーム(クリックをして下さい)
申込み&問合せ:090‑6190-4634(菊地正志:日本ジャーナリスト会議)
FAX:048–798-7634
e‑mail:saitamashiminj@gmail.com