神奈川支部7月例会・「参院選の結果をどう見るか…コロナ、物価高、ウクライナ戦争の影響は?」 講師:神奈川新聞報道部デスク 田崎基さん

急激な物価高の原因としてウクライナ戦争の影響と共に、インフレ抑制を目指す各国の金利引き上げによる大幅な円安があると指摘する田崎さん。一方、経済成長していない日本は金利引き上げができない。もし金利をあげたら倒産、失業、株価下落が起こると指摘する。
では、どうすべきか。企業は賃金を上げることで需要を高め、政府はイノベーションを生む政策を行うべきというのが田崎さんの処方箋だ。
田崎さんはまた、平和憲法の規範は変えられつつあるという。専守防衛の日本は空母の保有が認められないとしてきたが、護衛艦「いずも」は大幅な改修により、航空機の離発着が可能になり、実質、空母化している。長年、GDPの1%以内としてきた防衛費も、2%に向けて努力する方向がうちだされた。
ただし憲法の条文を変えるには政治的コストがかかる。保守派のパッションの結集のためには、自民党は「憲法を変える」と言い続けることに意味がある、と田崎さんは語った。(2022.7.23)