〈JCJ Online講演会〉「政治を読み解く—与野党激突の総選挙後の行方」講師:政治ジャーナリスト・鮫島 浩さん(元朝日新聞記者)
■開催趣旨:
野党第一党の立憲が衆院選挙で大敗したことで、 時代は二大政党制から新たな「多党制」に移行したのか。自公・ 維新による憲法改正を阻止できるか。 そして政権交代は遠のいたのだろうか。 また国政選挙での低い投票率をアップさせる妙案は―。 元朝日新聞記者で政治ジャーナリストの鮫島浩さんが政治の行方を 読み解く。(2021.11.28)
■開催後記:
10月総選挙の結果を受けて政治情勢を分析した。その中で注視する必要があるのは41議席に増やした日本維新の会の動向。今後〝立民つぶし〟を徹底し「野党第一党の座をつかんだ後、自民党との二大政党政治の実現を目論む」と語った。岸田政権については麻生太郎自民党副総裁が牛耳っており、「8年近い長期安倍政権の間、ガマンしてきた麻生は、これからは好きなようにやらせてもらうと思っている」と、キングメーカーへの野望を指摘した。今年の参院選について「選択的夫婦別姓制度の導入などワンイシューの新党が比例区で議席を獲得する可能性がある」とも話した。
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