〈JCJ Online講演会〉「政治を読み解く---与野党激突の総選挙後の行方」講師:政治ジャーナリスト・鮫島 浩さん(元朝日新聞) 

講師は元朝日新聞記者で政治ジャーナリストの鮫島浩さん。10月総選挙の結果を受けて政治情勢を分析した。その中で注視する必要があるのは41議席に増やした日本維新の会の動向。今後〝立民つぶし〟を徹底し「野党第一党の座をつかんだ後、自民党との二大政党政治の実現を目論む」と語った。岸田政権については麻生太郎自民党副総裁が牛耳っており、「8年近い長期安倍政権の間、ガマンしてきた麻生は、これからは好きなようにやらせてもらうと思っている」と、キングメーカーへの野望を指摘した。今年の参院選について「選択的夫婦別姓制度の導入などワンイシューの新党が比例区で議席を獲得する可能性がある」とも話した。(2021.11.28)