〈JCJ Online講演会〉イスラエルとパレスチナ 2国家共存は現実的な解決策なのか 講師:大治 朋子さん(毎日新聞専門編集委員)
■講演タイトル:イスラエルとパレスチナ 2国家共存は現実的な解決策なのか
■開催趣旨:
イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでのジェノサイドに対し国際社会の批判が高まっている。9月の国連総会では、パレスチナ国家承認とイスラエルとの2国家共存を支持する「ニューヨーク宣言」を日本も含む142カ国が賛成多数で採択。これに続き仏、英、加、豪などG7を始めとする各国がパレスチナ国家承認を表明し、その数160カ国、国連加盟国の8割にも達した。
イスラエルへの制裁の動きもある。一方、トランプ米政権は提示したガザ和平案合意に前のめり。問題は2国家共存で中東に平和が訪れるかだ。また米に忖度しパレスチナ国家承認を拒み続ける日本はどうすればいいのか。
中東情勢を長年ウオッチする毎日新聞専門編集委員の大治朋子氏が徹底解説する。
■講演者プロフィール:大治 朋子さん
毎日新聞専門編集委員。東京社会部、ワシントン特派員、エルサレム特派員などを経て現職。社会部時代の2002年と2003年、個人情報不正使用に関 する調査報道で新聞協会賞を2年連続受賞。米国による「対テロ戦争」の暗部をえぐる調査報道で2010年度ボーン・上田記念 国際記者賞受賞。テルアビブ大学大学院(危機・トラウマ学)などを修了。著書に『歪んだ正義 「普通の人」がなぜ過激化するのか』『人 を動かすナラティブ なぜ、あの「語り」に惑わされるのか』など。最新刊に『「イスラエル人」の世界観』。専修大学文学部ジャーナリズム学科などで客員教授を務める。
1973年、静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻、博士課程退学。専門は政治学、中国政治。日本国際問題研究所研究員、愛知県立大学外国語学部中国学科准教授を経て、2023年4月より現職。ロシア国立サンクトペテルブルグ大学訪問研究員などを歴任。


毎日新聞出版 (2025/6/26)
■オンライン講演開催日時:10月25日(土)16:00〜17:30(zoomにてオンライン 記録動画の配信有り)
■参加費:500円
参加希望の方はPeatix(https://jcjonline1025.peatix.com)で参加費をお支払いください。
(JCJ会員は参加費無料。office(アットマーク)jcj.gr.jp に支部・部会名を明記の上お申し込み下さい)
■主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
03–6272–9781(月水金の13時から17時まで)
https://jcj.gr.jp/