■〈JCJ広島支部〉8・6ヒロシマで何が起きようとしているのか〈平和公園での表現規制を考える〉

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■開催趣旨:
今年の8・6平和記念式典で広島市は、平和公園の全域に入園規制をかけようとしている。原爆ドーム、原爆供養塔をはじめ多くの慰霊碑がある一帯すべてが午前5時から9時までの4時間、「安全対策の強化」を理由に手荷物検査を受けて許可されないと入れなくなる。
被爆者や遺族の人たちは早朝から平和公園のあちこちで手を合わせておられるが、この人たちにも手荷物検査が行われる。ゼッケン、たすきなどは着用できない。プラカードやのぼり、横断幕の類も持ち込みを禁止される。核戦争の危機が現実化しているなか、今年こそ平和公園から「NO WAR」「NO NUKES」を訴えたいと思っている人は多い。しかし、様々な工夫を凝らした表現活動はできない。広島市は、規制に「法的な根拠はない」としながら、従わなかったら退去を命じるという。これはいったい何なのか。「安全対策」を口実にすれば、憲法が認めた「表現の自由」を奪っても構わない、と言わんばかりだ。
このたびは、札幌市で5年前、安倍元首相の遊説中 に政権批判の声をあげた市民を警察官が取り囲んで排除した事件を取り上げたドキュメンタリー「ヤジと民主主義」の制作者を広島に招いて、平和公園での規制強化は、全国で起きている「言論・表現の自由」封殺と通底していないか、市民の皆さんとともに考えたい。

■プログラム:
 ◎8・6規制強化の経過      日本ジャーナリスト会議広島支部
 ◎法的根拠のない規制強化   田村 和之・広島大学名誉教授
 ◎講 演
  どんな声も、かき消されてはならない!・・・『ヤジと民主主義』は何を暴いたのかー
         山﨑裕侍さん(北海道放送報道部デスク)
 ◎市民討論

■講演者プロフィール:山﨑 裕侍 (やまざき ゆうじ) 
HBC北海道放送エグゼクティブマネージャー、報道部デスク。主なドキュメンタリー作品に「命をつなぐ~臓器移植法施行から10年・救急医療の現場から~」「赤ひげよ、さらば。~地域医療〝再生〟と〝崩壊〟の現場から~」「ネアンデルタール人は核の夢を見るか~〝核のごみ〟と科学と民主主義~」「性別は誰が決めるか~『心の生』をみつめて~」「アイヌとヘイト~文化振興の陰で~」「クマと民主主義~騒動の村から~騒動の村からトップランナーへ~」など。日本民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、文化庁芸術祭賞、放送文化基金賞、日本ジャーナリスト会議JCJ賞、日本記者クラブ特別賞、文化庁芸術選奨(個人)など受賞。


■会 場:広島弁護士会館 3階大会議室(広島市中区上八丁堀2-73    ※広島城の東側)



■開催方式:7月21日(日)13:30〜16:30(会場リアルとzoomでのオンラインのハイブリッド開催。オンラインでの参加者には記録動画の配信有り)

■参加申し込み:会場参加、オンライン参加共に資料代 1,000円。(会場参加:学生・障がい者は無料)
https://jcj0721.peatix.com ←このURLをクリックするかスマホでQRコードを読み取ることで申し込みページに移動します。

■主催:日本ジャーナリスト会議広島支部(お問い合わせ先:090-9060-1809(藤元))

■案内チラシ

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■7.21集会アピール

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■レジュメ

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