〈JCJ Online講演会〉「ミャンマーの今を知るために---『2度の難民』となった私の体験」講師:ソー・ティ・ナイン(Soe Tint Nain)さん

ソー・ティ・ナインさんはヤンゴン工科大学の学生だった1988 年に民主化運動に参加した。母国を逃れ、タイで朝日新聞バンコク支局に勤めた後に来日し、難民認定を得た。ミャンマーの民政移管に伴い、2012 年に帰国。日本とミャンマーの橋渡しを志してきた。しかし、2021年2月1日の軍事クーデター後、身の安全が脅かされ、2021年10月、再び難民として来日した。講演では、昨年春に連邦制の創設を掲げて生まれた国民統一政府(NUG)について詳しく話し、悲願である民主化の重要性を訴えた。
 コメンテーターをジャーナリスト・竹内幸史さん(月刊『国際開発ジャーナル』編集委員)、司会・進行を水野孝昭さん(神田外語大学教授)が務めた。(2022.1.29 14:00〜16:00)