第64回JCJ賞の贈賞式と記念講演
東京都文京区の全水道会館で開催。JCJ代表委員の山口昭男さん(元岩波書店社長)のあいさつの後、映画「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」などを制作したTBS報道局の佐古忠彦さんが「私と沖縄」のテーマで記念講演。
受賞者スピーチに移り、JCJ賞ではETV特集「原発事故〝最悪のシナリオ〟~そのとき誰が命を懸けるのか」でNHKディレクターの石原大史さん、「菅義偉首相 学術会議人事介入スクープとキャペーン」で、しんぶん赤旗編集局長の小木曽陽司さん、映画「標的」で監督の西嶋真司さん、特別賞で故・俵義文さん(『戦後教科書運動史』著者)のご家族、高瀬芙由美さんと、子どもと教科書全国ネット21事務局長の鈴木敏夫さんが思いを語った。
JCJ大賞となった『ルポ 入管―絶望の外国人収容施設』(ちくま新書)の著者、平野雄吾さんは共同通信エルサレム支局長で、ビデオメッセージを寄せた。同じく大賞のキャンペーン連載「五色(いつついろ)のメビウス ともにはたらき ともにいきる」では信濃毎日新聞報道部次長の牛山健一さんが取材の経緯などを話した。(2021.9.25)