■第6回『原発と人権』全国研究・市民交流集会(9/2~3) in ふくしま=メディア・ジャーナリズム分科会(9/3)

「『原発と人権』全国研究・市民交流集会 in ふくしま」の組織構成概要はこの画像をクリック

■開催趣旨
福島原発事故から 12 年が経過しました。干支で言えば、「一回り」したわけです。事故の 1 年後に福 島で開催された第 1 回集会の中で、実行委員⻑であった故・豊田誠弁護士は、「われわれは人権と利権(特 権)との交差点に立っている」、「環境と人間の生存との関係での大きな分岐点(足尾鉱毒事件の時代、高 度成⻑期「公害列島」の時代に続く第 3 の分岐点)にいる」と述べました。そして、そのような交差点・ 分岐点に立つわれわれは、「人間・コミュニティの回復と原発のない社会」を目指すべきだとして、それ を集会のスローガンとしました。
事故後 12 年が経過したいま、われわれは、そして日本社会は、「人間・コミュニティの回復と原発の ない社会」へ向かう方向に進むことができているでしょうか。もし、そのような転回が実現していないと すれば、それはなぜでしょうか。久しぶりに福島の地で(ハイブリッド方式で)開催される今回の集会で は、以上の点の検証を行わなければなりません。そして、そのような議論を踏まえて、現在の状況・困難 を克服し、「人間・コミュニティの回復と原発のない社会」をめざし、それを実現するために、いま何が 必要かについて、議論を行わなければなりません。大会での議論を通じて、そのような展望が見出される ことを期待します。 (実行委員⻑ 吉村良一( 立命館大学名誉教授 )による挨拶文)

■集会案内ちらし(9/2の全体会、9/3の6つの分科会の概要)

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■開催日時
 ・全体会:2023年9月2日(土) 13:30~17:30 → 資料集(予講集)
 ・分科会:2023年9月3日(日) 開催時間は分科会毎に異なります
   ①第1分科会:復興再生分科会「復興を語る上で の記録~人びとが中心となる「復興」の条件」
   ②第2分科会:訴訟分科会「訴訟の現状・到達点 とこれから」
   ③第3分科会:核兵器と原発
   ④第4分科会:再稼働の持つ危険性・問題
   ⑤第5分科会:メディア・ジャーナリズム 配布資料PDF
   ⑥第6分科会:「原発事故による分断をどうのりこ えるか」

■会   場
  福島大学 L棟・M棟(福島県福島市金谷川1)※交通アクセス

■原発と人権ネットワーク:http://genpatsu-jinken.net/

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【全体会】zoom動画記録
【2日目第5分科会】zoom動画記録