JCJ書評
〈2025.5月号 書評〉菅沼堅吾著「東京新聞はなぜ、空気を読まないのか」・・・ズバリ本質を突く報道 言葉でごまかす政治を許すな  評者:丸山重威(ジャーナリズム研究者) 新着!!

 著者は東京新聞が2014年にJCJ大賞を受賞したときの編集局長だった。受賞理由は「憲法、安保、原発―ズバリ核心を突く1面の<論点明示報道>」であった。本書で著者は「受賞の知らせを聞いたときは正直、戸惑った。『論点明示報 […]

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8月集会メッセージ
〈JCJ 8月集会〉軍拡の動きに、私たちはどう対抗するか ―― 戦後80年を前に 【集会に向け寄せられたメッセージ から(丸山 重威)】

■全国民にジャーナリズムを考えてもらう機会に…JCJ8月集会に寄せて  日本の新聞は、大正から昭和に掛けて、軍部には批判的な姿勢だった、と言われていますが、関東軍の謀略を、中国軍のせいにした1931年の柳条湖事件(満州事 […]

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NEWS & REPORT
■第5回『原発と人権』全国研究・市民交流集会 in ふくしま=メディア・ジャーナリズム分科会(共催:早稲田大学国際情報研究センター・サイエンス映像学会・日本ジャーナリスト会議(JCJ))

 分科会テーマは「ジャーナリズムは原発報道で責任を果たしてきたか?~〜放射能惨事・これまで と これから」。東京の早稲田大学・小野記念講堂で開いた。 コーディネーターは元NHKの林勝彦さん。第1部は「ジャーナリズムは原発 […]

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