〈JCJ Online講演会〉「ハマスの実像」とパレスチナ現地報告 講師:川上泰徳さん(中東ジャーナリスト)
■開催趣旨:
元朝日新聞記者の中東情勢に詳しいジャーナリスト・川上泰徳氏は『ハマスの実像』(集英社新書)を8月に出版した。多くの日本人は、昨年10月にイスラエルを奇襲攻撃したことで、イスラム組織ハマスを初めて知ったのではないか。ガザ地区を実行支配するこのハマスは残忍なテロ集団と思われがちだが、それは誤解だとこの本で解き明かす。そして川上氏はヨルダン川西岸のパレスチナ自治区とイスラエルを7月初旬から約1カ月間、取材した。ガザ住民の多くはなぜ支持するのか、何を目指すのかなどハマスの実態や、イスラエル軍から強制立ち退きを迫られるパレスチナ住民、兵役拒否のイスラエルの若者の現状を報告。さらに焦点のガザ戦争はどうなるかを川上氏は冷静に語る。
■講演者プロフィール:川上泰徳 (かわかみ・やすのり) 中東ジャーナリスト
元朝日新聞記者。編集委員。カイロ、エルサレム、バグダッドなどに駐在し、パレスチナ紛争、イラク戦争、「アラブの春」などを現地取材。中東報道で2002年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。2015年からフリーランス。フリーになってベイルートのパレスチナ難民キャンプに通って取材したパレスチナ人のヒューマンストーリーを「シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年」(岩波書店)として刊行。他に「中東の現場を歩く」(合同出版)、「戦争・革命・テロの連鎖 中東危機を読む」(彩流社)など。今年8月に「ハマスの実像」(集英社新書)を刊行した。
■オンライン講演開催日時:9月21日(土)14:00〜16:00(zoomにてオンライン 記録動画の配信有り)
■参加費:500円
当オンライン講演会に参加希望の方はPeatix(https://jcjonline0921.peatix.com)で参加費をお支払いください。
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(JCJ会員は参加費無料。jcj_online@jcj.gr.jp に支部名を明記の上お申し込み下さい)
■主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
03–6272-9781(月水金の13時から18時まで)
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