植村スラップ訴訟最終報告会と「金学順さんが名乗り出た時—記者たちの証言」シンポ
■開催後記:
植村訴訟最終報告会と「金学順さんが名乗り出た時――記者たちの証言」シンポ。
旧日本軍によって従軍慰安婦にされた韓国人女性、金 学順(キム ハクスン)さんが、自分は元慰安婦だったと会見で明らかにしてから30年。その証言を考えるシンポが東京のプレスセンターホールで開かれた。
証言テープを聞いて、いち早く報じたのが当時、朝日新聞大阪社会部記者だった植村隆さん(現「週刊金曜日」発行人)だった。北海道新聞ソウル支局長だった喜多義憲さんは金さんへの単独インタビューに成功し、8月15日付社会面に「日本政府は責任を」の記事を出した。ドキュメンタリー「標的」を制作した元RKB毎日放送の西嶋真司さんもソウル支局長時代の91年末、金さんを取材。毎日新聞記者の明珍美紀さんは91年8月14日の金さんの会見に出席し、9月28日付毎日新聞に「消えぬ朝鮮人慰安婦の傷」の見出しで「記者の目」を書いた。(2022.8.7)
■記録動画1:Movie IwjさんにLINK
■記録動画2:FmA自由メディアさんにLINK
■記録動画3:今田真人さんYouTubeにLINK
■関連資料:植村裁判資料室さんにLINK