■JCJジャーナリスト入門講座 8/30(土)開講《通し受講ではなくバラでも参加可》
■学生向けに開く 2025年8月~11月(全7回)「JCJジャーナリスト入門講座」 記者の仕事って、面白い? どうしたら新聞やテレビの世界で働けるのか? SNS全盛の時代に記者は何ができるのか? こうした様々な疑問や不安 […]
■日比谷カレッジ【特別対談】~「戦後80年」に平和を考える~戦争の記憶を消してはいけない 最終章 進行役:山口昭男さん(日本ジャーナリスト会議代表委員)
■JCJ 代表委員、山口昭男さんが日比谷図書文化館・日比谷カレッジに特別対談の進行役として登壇されます。 ■特別対談タイトル:「戦後80年」に平和を考える ~ 戦争の記憶を消してはいけない 最終章 ■企画趣旨:2023年 […]
〈JCJ 2025年8月集会〉戦後80年〜 私たちは今どこにいるのか
■開催趣旨と呼びかけ 戦後80年の今年は、JCJ(日本ジャーナリスト会議)がスタートしてから70年にあたります。戦時中ジャーナリズムが政府や軍部に抗うことなく戦争へ加担した反省からJCJは「再び戦争のためにペンを、カメラ […]
〈2025.6月号 書評〉井出留美著「私たちは何を捨てているのか 食品ロス、コロナ、気候変動」・・・食品が内包する地球規模の大テーマ 評者:大井 洋(筑波大学名誉教授)
著者は栄養学分野で研究を重ね博士号を取った後に、食品ロス問題ジャーナリストとして活躍している。本書は文献や情報検索に基づく明確な文章で書かれ、説得力のある内容となっている。著者のこだわりだけで書かれた本ではない。 食品 […]
〈2025.6月号 書評〉高世 仁著「ウクライナはなぜ戦い続けるのか ジャーナリストが戦場で見た市民と愛国」・・・戦場の現場で掴んだ愛国を支えるもの 評者:武隈喜一(元テレビ朝日モスクワ支局長)
ウクライナ停戦交渉を巡る情報が、メディアに溢れる。だが忘れてならないのは、今でも戦争が続き、市民の死傷者が続出していることだ。 本書は著者がウクライナの戦場を訪れ、ロケットランチャー部隊やドローン部隊、ロシア軍が残した […]
〈2025.6月号 書評〉吉田敏浩著「ルポ 軍事優先社会──暮らしの中の「戦争準備」・・・日本各地を歩いて分析 急速に強化される戦争態勢 評者:末浪靖司(ジャーナリスト)
本書は、米軍と自衛隊の一体化が進み、強化されている実態を分析し、この問題に関わる情報を豊かに分かりやすく読者に提供している。 岸田内閣が決定し石破内閣が実行している「国家安全保障戦略」などの安保3文書と、そこに書かれた […]
〈2025.6月号 書評〉林 博史著「沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか」・・・天皇制という国家体制が押しつけた無慈悲な犠牲 評者:鈴木 耕(編集者)
自民党の西田昌司議員が、沖縄での講演会で述べた歴史改竄発言が、大批判を浴びている。 沖縄戦の実相をまったく学ばずに、いい加減な思い込みで、沖縄ヘイトに加担する政治家の底の浅さ。せめて本書を読むくらいの誠実さを持ってほし […]
〈2025.6月号 書評〉英 伸三著「英 伸三、中国江南を撮る 老街茶館」・・・茶館に集う中国庶民の姿を生き生きと捉える 評者:中村梧郎(JCJ代表委員)
上海西郊・朱家角鎮の倶楽部茶館に始まり、永昌鎮の南に至る地域の36軒を収めている。中国の文人墨客や庶民に愛された茶館ラオジエ(は、憩いの場であり、情報交換や商談の場でもあった。本書の写真には人の暮らしや人情が暖かく滲ん […]
2025年6月号 通巻807号
主な内容 ・学術会議法人化法 抗議の中強行 ・市民・研究者400人「闘い新た」 ・沖縄慰霊の日 もう一つの「敗戦」の日 ・8・6式典「平和公園」規制の愚 ・「平和宣言」に市民の意志反映を ・天皇 広島訪問 児童動員「お出 […]
〈2025.5月号 書評〉樋口英明著「原発と司法 国の責任を認めない最高裁判決の罪」・・・被災地の人々から学ぶ 痛みを伴う貴重な教訓 評者:松久保肇(原子力資料情報室・事務局長)
本書は著者である樋口英明元裁判官が、明快に原発の危険性を説く。彼は福井地裁による2014年の関西電力大飯原発3・4号機運転差し止め判決、同じく福井地裁による2015年の関西電力高浜原発3・4号機の運転差し止め仮処分決定 […]
〈2025.5月号 書評〉藍原寛子著「震災後を生きる13人の物語 フクシマ、能登、そしてこれから」・・・被災地の人々から学ぶ 痛みを伴う貴重な教訓 評者:坂本充孝(ジャーナリスト)
天災は故郷を壊わし、生活をなぎ倒し、心を打ちのめす。そんなとき人は、どうやって起き上がり、歩き始めるのか。東 日本大震災と能登半島地震。二つの災害現場を舞台に復興に力を尽くす13人の物語を、福島在住の著者が丹念に追跡す […]
〈2025.5月号 書評〉宮田 律著「イスラエルの自滅 剣によって立つ者、必ず剣によって倒される」・・・国家存亡の危機にある衝撃的な実態と要因を解く 評者:栩木 誠(元日経新聞編集員)
英国の〝三枚舌外交〟の所産ともいえる、イスラエルの建国を契機に、約80年にわたり、戦火が絶えないパレスチナ。今も国際法を無視した、イスラエルによるガザ地区などへの非人道的な攻撃が続く。今回の侵攻以降だけでも、子どもを […]