■第81回 埼玉・市民ジャーナリズム講座講演会 上丸洋一さん 、「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか」(12月13日 (土)10:00〜正午) 於:さいたま市下落合コミュニティセンター 。JCJ会員、菊地正志さんからの案内。

■第81回 埼玉・市民ジャーナリズム講座講演会
「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか」
講師:上丸洋一さん (ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員)
■日 時:2025年12月13日 (土)10:00〜正午
■会 場:下落合コミュニティセンター・第2集会室 (さいたま市中央区大字下落合1712 スカイレジデンシャルタワーズ ノースウィング)
※オンラインでも視聴できます。資料準備の都合上、事前にご連絡ください

■開催趣旨:
1937(昭和12)年12月、日本軍は中国・南京に侵攻し、多数の捕や市民を殺したうえ、掠奪、放火、強などの戦犯罪を引き起こした。南京大虐殺事件である。
世界史に記録されるこの事件を当時の日本の新聞はどう報じたのか。講師は約80紙を読み通し、何が書かれ、何が書かれなかったかを分析した。その結果、何がわかったか。
日本社会には「事件はなかった」と主張する勢力が一部に存在する。そうした主張が、明らかな間違いであることについても解説する。
■講師プロフィール:上丸洋一 (じょうまる・よういち)
ジャーナリスト。1978年朝日新聞社入社。オピニオン編集長、「論座」編集長、編集委員を務め、2020年退社。著書に「新聞と憲法9条――「自衛」という難題」、「原発とメディア 新聞ジャーナリズム2度目の敗北」、「『諸君!』『正論』の研究――保守言論はどう変容してきたか」など。個人として新聞労連ジャーナリズム大賞、平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞、取材班メンバーとして科学ジャーナリスト大賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞などを受賞。1955年岐阜県高山市生まれ。
■埼玉・市民ジャーナリズム講座:
埼玉県には古くから独自の歴史と文化があります。埼玉がよりいっそう活性化、発展するためには地域に根ざした多様で「市民に開かれたメディア」の存在と活躍が不可欠です。いま一度、多くのみなさんと、ジャーナリズム、メディアリテラシー、地域文化の育成などの課題を、この「埼玉・市民ジャーナリズム講座」の場を通して共に考え、情報発信していきたいと考えています。この企画は地元・地方紙「埼玉新聞」の紙面協力のもと2014年から取り組んでいます。
■主催:埼玉・市民ジャーナリズム講座実行委員会(埼玉新聞サポーターズクラブ/日本機関紙協会埼玉県本部/NPO法人埼玉情報センター/さきたま新聞/NPOくまがや有志
■協力:SAITAMA共同かわらばん
■受 講 料:800円(税込)(学生・障害者400円) ※定員39人、先着順
saitamashiminj@gmail.com ←お申し込みフォーム(クリックをして下さい)
申込み&問合せ:090‑6190-4634(菊地正志:日本ジャーナリスト会議)
FAX:048–798-7634
e‑mail:saitamashiminj@gmail.com